伊藤悠一郎(28歳/社歴2年)
元々は組み込みエンジニアとして自動車の開発に携わっていた伊藤さん。トータルで開発を担当できるような生涯現役のエンジニアでいるため、常にスキル・知識を磨き続けています。そんな伊藤さんがなぜモデルベース開発エンジニアを目指し、いまどのような取り組みをされているのか、インタビューしました。
元々はWEBエンジニア志望でしたが、配属先が組み込み系の部署でした
エンジニアに興味を持ったのは父親の影響があります。父はエンジニアだったわけではありませんが、自分でパソコンを組み立てたりするのが好きな人です。それが面白そうだと感じたのがエンジニアを目指す第一歩でした。
その経験もあって、自分の将来を考えたときにものづくりをするエンジニアを目指そうと思い、ITエンジニアの専門学校を選択しました。ただその段階ではWEB制作に携わるエンジニアを目指していて、いわゆる工業系はあまり意識していませんでした。
新卒として入社した企業でもWEBエンジニアをするつもりでしたが、配属されたのが組み込み系の部署で。学校でも組み込み系の勉強はあまりやってこなかったので心配もありましたが、実際に取り組んでみたら「面白いじゃん」と感じで。 学校で習ってきた言語の書き方などは共通していたので、案外違和感なく業務を進めることができました。
自分自身のスキル向上に不安を感じたからです
前職では組み込みで仕様を考えてきたのですが、会社の方針でもっとテスト寄りの方に力をいれていくという話がありました。その方が利益は出るというのは確かですが、開発には関わらなくなっていくのは、ものづくりがしたいという自分の希望とは異なります。
デバック作業ばかりになると、自分自身のスキル向上ができるのかという不安もありました。単純に配属先の勤務地が遠く、通勤時間が大変だったということもあり、退職を決意しました。
想像以上に将来性のある分野だと感じたからです
以前の職場でも組み込みエンジニアとしてモデルベース開発に携わることがありました。それをやっていたころから面白いと感じてしましたし、これからどんどん伸びる分野であるという話もよく聞いていましたので、興味があり。
より詳しく調べていくと非常に可能性が広くスキルとしても広がりがある、想像以上に将来性のある分野だと感じ、モデルベース開発に集中してみるのもいいんじゃないかと思い、転職を決意しました。
開発にトータルで関われること、若手エンジニアが活躍していること
転職の際に自分のスキルや経験、希望に合っていたという理由で、転職エージェントから紹介されたのがきっかけでした。そこから会社を調べてみると、モデルベース開発に力を入れていること、そして幅広い業務内容があることで興味をひかれました。自分の考える究極のエンジニアは、自分で設計し、自分でコードを書き、イチからすべて自分で作り上げられる人です。それが一番面白いと思うので。AZAPAエンジニアリングならば実現できるかもしれないと感じました。
あと他の会社さんに比べて若手エンジニアが活躍しているというのも、魅力に感じた部分ですね。前の会社も上司が30代前半くらいでやりやすかったので、若手が多い会社の方がなじみやすいだろうなと思いました。自分にもチャンスが回ってきそうですし。
モデルベース開発の可能性を実感しました
今まで自分がやってきたモデルベース開発の領域は狭かったのだな、もっといろいろできるのだな、と気づかされました。
今までは大きなシステムの一部を開発する際にモデルベースを使用していました。AZAPAエンジニアリングではモデルベースを使用し車全体をシミュレーションするだとか、エンジンをそのままシミュレーションするだとか、そういう使い方をしている。モデルベース開発自体のイメージが変わりましたし、面白さや取り組みがいを感じました。
モデルベースの仕様設計や実装が主な業務内容です
いまはとある自動車メーカーさんのお手伝いとして、モデルベースの仕様設計や実装、分析を担当しています。自分のやりたいことを事前に上司へ伝えていたところ、希望通りの仕事を割り振りしてもらえたと思います。
モデルベース開発に関しては元々携わっていた分野であり、アルゴリズムの組み方や言語の書き方は知っていました。そこにより専門性を高めていくため、社外セミナーやトレーニングなどに参加して学んでいきました。
自分の担当したモデルが目の前で動いている喜び
開発のテスト環境が自社にあるのですが、自分が仕様設計したモデルを入れたとき、実際に本当に動くのかな?と思いました。結局最初は上手くいかなかったんですが、試行錯誤してついに動いたときの達成感はすごかったです。
前の会社ではあくまで大きい会社さんのほんの一部分に関わっているだけでしたので、本当に動いているかなどは確認できませんでした。ですので実際に動いたのを目にした喜びは、ものづくりの醍醐味として印象に残っています。
会社のチャレンジ精神が楽しめる人
トータルで開発に関われることと、モデルベース開発といっても自動車に特化した会社ではないことがAZAPAエンジニアリングならではの部分だと思います。いろいろな意味で範囲が広く、チャレンジ精神が感じられる。また面白いことやってるな、と思うことが多くていい刺激になります。そこに面白さを感じられる人間が多く所属しているのが、やりがいに繋がっています。
あと意外と規則がガチガチではないという部分も魅力ですね。フレックスタイム制なども取り入れているので、自分の采配で仕事をコントロールしやすいです。ただその分、自分で判断する力も求められますが。
社長との距離も非常に近く、直接お話しさせていただく機会も多いです。自分の意見が通りやすいので、どんどん提案していける人には向いていると思います。
トータルでいろいろできる人間がカッコイイと思う
生涯現役のエンジニアでいたいというのが最終的な目標です。今ですと自動車とネットワークでクラウドと繋ぐみたいなこともあるので、当初目指していたITエンジニアにも通じる仕事ができるかもしれない。できる限り広い知識があるほうが絶対にいい。何かに特化したというよりも、トータルでいろいろできる人間がカッコイイと思うので、そこを目指して学び続ける必要があります。
常に技術向上を続けていくことは当然として、今まではソフトの開発に携わってきていましたが、今後はハードや回路についての知識をつけていきたいと考えています。テストの際にハードを組む必要がありますが、今のところそこに関しては他の方に担当いただいている状況です。自分の目指すすべてをトータルでこなせるエンジニアになるためにも、チャレンジしていきたいです。
当初はITエンジニアを目指してながらも、モデルベース開発の面白さに気付き、ものづくりの道を追求しつづける伊藤さん。ご自身が考える「トータルでなんでもできるカッコイイエンジニア」を目指し、すべての技術・知識を前向きに、そして貪欲に追い求める姿勢が印象的です。
すべての経験が将来の自分をつくると考え、会社内でのプロジェクトに取り組み続けるからこそ、モデルベース開発という新しい分野で活躍を続けていけるのだと感じました。
sponsored by AZAPAエンジニアリング株式会社
「一般社団法人MBD推進センター」とは、モデルベース開発は経済産業省の主導で進められてきた普及への取り組みの延長線上にある団体です。トヨタや日産、マツダなど多くの企業が参加し、MBD開発の共同研究がおこなわれています。
自動車技術会のモデル流通検討委員の幹事を行いながら、制御開発、モデル開発を行う。MBD推進センターのガイドラインや、準拠モデルの開発にも携わる。
【所属・役職など】・AZAPA株式会社 取締役 ・ MBD推進センター 会員 ・モデルベース大学 講師
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伊藤悠一郎(28歳/社歴2年)
元々は組み込みエンジニアとして自動車の開発に携わっていた伊藤さん。トータルで開発を担当できるような生涯現役のエンジニアでいるため、常にスキル・知識を磨き続けています。そんな伊藤さんがなぜモデルベース開発エンジニアを目指し、いまどのような取り組みをされているのか、インタビューしました。
より専門性の高いスキルを身に付けるために
元々はWEBエンジニア志望でしたが、配属先が組み込み系の部署でした
エンジニアに興味を持ったのは父親の影響があります。父はエンジニアだったわけではありませんが、自分でパソコンを組み立てたりするのが好きな人です。それが面白そうだと感じたのがエンジニアを目指す第一歩でした。
その経験もあって、自分の将来を考えたときにものづくりをするエンジニアを目指そうと思い、ITエンジニアの専門学校を選択しました。ただその段階ではWEB制作に携わるエンジニアを目指していて、いわゆる工業系はあまり意識していませんでした。
新卒として入社した企業でもWEBエンジニアをするつもりでしたが、配属されたのが組み込み系の部署で。学校でも組み込み系の勉強はあまりやってこなかったので心配もありましたが、実際に取り組んでみたら「面白いじゃん」と感じで。 学校で習ってきた言語の書き方などは共通していたので、案外違和感なく業務を進めることができました。
自分自身のスキル向上に不安を感じたからです
前職では組み込みで仕様を考えてきたのですが、会社の方針でもっとテスト寄りの方に力をいれていくという話がありました。その方が利益は出るというのは確かですが、開発には関わらなくなっていくのは、ものづくりがしたいという自分の希望とは異なります。
デバック作業ばかりになると、自分自身のスキル向上ができるのかという不安もありました。単純に配属先の勤務地が遠く、通勤時間が大変だったということもあり、退職を決意しました。
想像以上に将来性のある分野だと感じたからです
以前の職場でも組み込みエンジニアとしてモデルベース開発に携わることがありました。それをやっていたころから面白いと感じてしましたし、これからどんどん伸びる分野であるという話もよく聞いていましたので、興味があり。
より詳しく調べていくと非常に可能性が広くスキルとしても広がりがある、想像以上に将来性のある分野だと感じ、モデルベース開発に集中してみるのもいいんじゃないかと思い、転職を決意しました。
エンジニアを第一に考えるAZAPAエンジニアリングの教育体制
開発にトータルで関われること、若手エンジニアが活躍していること
転職の際に自分のスキルや経験、希望に合っていたという理由で、転職エージェントから紹介されたのがきっかけでした。そこから会社を調べてみると、モデルベース開発に力を入れていること、そして幅広い業務内容があることで興味をひかれました。自分の考える究極のエンジニアは、自分で設計し、自分でコードを書き、イチからすべて自分で作り上げられる人です。それが一番面白いと思うので。AZAPAエンジニアリングならば実現できるかもしれないと感じました。
あと他の会社さんに比べて若手エンジニアが活躍しているというのも、魅力に感じた部分ですね。前の会社も上司が30代前半くらいでやりやすかったので、若手が多い会社の方がなじみやすいだろうなと思いました。自分にもチャンスが回ってきそうですし。
モデルベース開発の可能性を実感しました
今まで自分がやってきたモデルベース開発の領域は狭かったのだな、もっといろいろできるのだな、と気づかされました。
今までは大きなシステムの一部を開発する際にモデルベースを使用していました。AZAPAエンジニアリングではモデルベースを使用し車全体をシミュレーションするだとか、エンジンをそのままシミュレーションするだとか、そういう使い方をしている。モデルベース開発自体のイメージが変わりましたし、面白さや取り組みがいを感じました。
育成に力を入れる
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モデルベースの仕様設計や実装が主な業務内容です
いまはとある自動車メーカーさんのお手伝いとして、モデルベースの仕様設計や実装、分析を担当しています。自分のやりたいことを事前に上司へ伝えていたところ、希望通りの仕事を割り振りしてもらえたと思います。
モデルベース開発に関しては元々携わっていた分野であり、アルゴリズムの組み方や言語の書き方は知っていました。そこにより専門性を高めていくため、社外セミナーやトレーニングなどに参加して学んでいきました。
自分の担当したモデルが目の前で動いている喜び
開発のテスト環境が自社にあるのですが、自分が仕様設計したモデルを入れたとき、実際に本当に動くのかな?と思いました。結局最初は上手くいかなかったんですが、試行錯誤してついに動いたときの達成感はすごかったです。
前の会社ではあくまで大きい会社さんのほんの一部分に関わっているだけでしたので、本当に動いているかなどは確認できませんでした。ですので実際に動いたのを目にした喜びは、ものづくりの醍醐味として印象に残っています。
会社のチャレンジ精神が楽しめる人
トータルで開発に関われることと、モデルベース開発といっても自動車に特化した会社ではないことがAZAPAエンジニアリングならではの部分だと思います。いろいろな意味で範囲が広く、チャレンジ精神が感じられる。また面白いことやってるな、と思うことが多くていい刺激になります。そこに面白さを感じられる人間が多く所属しているのが、やりがいに繋がっています。
あと意外と規則がガチガチではないという部分も魅力ですね。フレックスタイム制なども取り入れているので、自分の采配で仕事をコントロールしやすいです。ただその分、自分で判断する力も求められますが。
社長との距離も非常に近く、直接お話しさせていただく機会も多いです。自分の意見が通りやすいので、どんどん提案していける人には向いていると思います。
トータルでいろいろできる人間がカッコイイと思う
生涯現役のエンジニアでいたいというのが最終的な目標です。今ですと自動車とネットワークでクラウドと繋ぐみたいなこともあるので、当初目指していたITエンジニアにも通じる仕事ができるかもしれない。できる限り広い知識があるほうが絶対にいい。何かに特化したというよりも、トータルでいろいろできる人間がカッコイイと思うので、そこを目指して学び続ける必要があります。
常に技術向上を続けていくことは当然として、今まではソフトの開発に携わってきていましたが、今後はハードや回路についての知識をつけていきたいと考えています。テストの際にハードを組む必要がありますが、今のところそこに関しては他の方に担当いただいている状況です。自分の目指すすべてをトータルでこなせるエンジニアになるためにも、チャレンジしていきたいです。
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当初はITエンジニアを目指してながらも、モデルベース開発の面白さに気付き、ものづくりの道を追求しつづける伊藤さん。ご自身が考える「トータルでなんでもできるカッコイイエンジニア」を目指し、すべての技術・知識を前向きに、そして貪欲に追い求める姿勢が印象的です。
すべての経験が将来の自分をつくると考え、会社内でのプロジェクトに取り組み続けるからこそ、モデルベース開発という新しい分野で活躍を続けていけるのだと感じました。
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「一般社団法人MBD推進センター」とは、モデルベース開発は経済産業省の主導で進められてきた普及への取り組みの延長線上にある団体です。トヨタや日産、マツダなど多くの企業が参加し、MBD開発の共同研究がおこなわれています。
市原 純一氏
自動車技術会のモデル流通検討委員の幹事を行いながら、制御開発、モデル開発を行う。MBD推進センターのガイドラインや、準拠モデルの開発にも携わる。
【所属・役職など】
・AZAPA株式会社 取締役
・ MBD推進センター 会員
・モデルベース大学 講師
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