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モデルベース開発エンジニアの年収

目次
MBD推進センター会員 市原純一氏

ページ監修:MBD推進センター会員 市原純一氏

MBD推進センターは経済産業省の主導で進められてきたMBDの普及が主要な活動であり、MBDの利点や実装方法に関する情報を産業界や研究機関に提供し、MBDの普及を推進しています。その会員である市原氏に、当ページの監修を依頼しています。

モデルベース開発エンジニアの年収指針

モデルベース開発(MBD)エンジニアの年収は、経験、スキル、学歴、地域、産業、役職、市場需要などの要因に依存します。だいたいの年収は以下のようになっています。国内の都市によっても年収が異なりますが、首都圏・大都市圏では給与水準が高い傾向があります。

  • 新卒から2年程度の経験を持つ初級MBDエンジニア:約350万円から500万円
  • 中級MBDエンジニア:約500万円から700万円
    経験3年以上で特定のスキルや専門知識を持つ中級MBDエンジニアは年収が増加する。
  • 上級MBDエンジニア:700万円以上、場合によっては1000万円以上
    長期の経験と高度なスキルを持つ上級MBDエンジニアは、より高い給与が期待できる。
  • 管理職:800万円から2000万円以上
    自動車、航空宇宙、医療機器、エネルギーなど特定の産業の場合、その産業に応じて年収は変動する。高度な技術や専門知識を要求する産業でのMBDエンジニアは高い給与を得ることができる。

年収決定の要因

MBDエンジニアの年収が決まる要因には以下のようなものがあります。

  • 経験とスキル
    モデル化、シミュレーション、制御設計、ツールの熟練度などの経験が豊富で高度なスキルを持つエンジニアは高い年収を得ることができます。
  • 学歴
    学位や資格は年収に影響を与える要因です。修士や博士を持つエンジニアは高給与が期待できます。
  • 産業
    自動車業界、航空宇宙業界、医療機器業界、エネルギー業界など業界や産業によって年収が異なるケースがあります。
  • 地域
    地域によって年収が異なります。首都圏・大都市圏では給与水準が高いです。
  • 企業規模
    大手企業、多国籍企業、中小企業、スタートアップなど、企業規模や業績によっても年収が異なります。
  • 職務
    管理職、プロジェクトリーダー、専門家などの役職にいるエンジニアは通常給与水準が高いです。
  • 市場需要
    特定地域や産業でMBDエンジニアの需要が高い場合、給与が増加する可能性があります。
  • 資格と認定
    MATLAB/Simulink認定など特定の資格や認定を持つエンジニアは高い年収が期待できます。

MBDエンジニアの将来性

自動車業界、航空宇宙、ロボティクス、医療機器などの分野でMBDの需要が増加し、新たな技術やプロジェクトが進行中です。特に自動運転技術の発展によってMBDエンジニアの需要が高まっています

また、エネルギー効率の向上と環境に配慮した設計の必要性も将来的なエンジニア需要を引き上げる要因なっています。そのため、MBDエンジニアの将来性は非常に高いとされています。

MBD推進センター会員 市原純一氏より
自動車や航空宇宙分野でのMBDエンジニアは給与水準も高め

ソフトウェアエンジニア、電子エンジニア、機械エンジニアと比較すると、MBDエンジニアは総合的なモデリング、シミュレーション、制御の専門知識が必要となるため高い市場価値があります。

そのため、MBDエンジニアは一般的に高い給与が期待できるエンジニア職です。特に自動車や航空宇宙分野でのMBDエンジニアは高い需要に合わせて給与水準も高いといわれています。

市原純一氏が代表を務めるAZAPAエンジニアリングのエンジニア職も年収400万円〜820万円と高い給与が期待できるエンジニアリング企業

また、AZAPAエンジニアリングでは社員のスキルアップをサポートする教育制度があり、各自に合ったプログラムで専門スキルを高めていくことが出来ます
技術向上を目指す社員のための社内セミナーも定期的に開催され、単気筒エンジンを分解し組み立てた後、プログラミングで制御を学べる「エンジンビルドプログラム」も提供されています。

モデルベースエンジニアとして専門性を高めていきたい方は、ぜひAZAPAエンジニアリングをチェックしてみてください。

MODEBE編集チームより
MBDエンジニアと他のエンジニアとの給与を比較する

現状はモデルベース開発エンジニアの需要が高まっている中、専門知識を持っている人材が不足している状況です。理系の基礎知識さえあれば、学習の体制が整っている企業へ入社することで未経験からでも問題なく挑戦することが可能です。

SUPERVISOR
監修者情報
JapanMBD推進センター

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公式サイトキャプチャ
モデルベース開発の
利点や実装方法などを
産業界や研究機関に提供する

「一般社団法人MBD推進センター」とは、モデルベース開発は経済産業省の主導で進められてきた普及への取り組みの延長線上にある団体です。トヨタや日産、マツダなど多くの企業が参加し、MBD開発の共同研究がおこなわれています。

監修
MBD推進センター会員
市原 純一氏

自動車技術会のモデル流通検討委員の幹事を行いながら、制御開発、モデル開発を行う。MBD推進センターのガイドラインや、準拠モデルの開発にも携わる。

【所属・役職など】
・AZAPA株式会社 取締役
・ MBD推進センター 会員
・モデルベース大学 講師

【専門家監修】
モデルベース開発エンジニア
になる道筋を解説

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